日々時々 一瞬刹那 月日もまた旅人なれば。
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何かが始まるその刹那
最初に生まれてくる君は
海や地平や空に囲まれ
一筋煌と澄んで見せ
ひとり、上を見上げて進んだ
まだ見ぬ何かを探しに行った
高みを目指し、進んで進んで
君が見たのはこの世界
君が一人いなくなろうと
形は変わらぬ世界の姿を
僕が、
いなくなろうと世界は廻る
ただ、僕の世界は廻らない
君が一望した景色
汚れていて、それでも綺麗で
温度は届かないのに、それでも暖かくて
だから君はまた廻(めぐ)る
明日(あす)また上へと向かえるように
向かって、逃げてもまた上り
泣いて笑って乗り越えて
君が幾度も昇るよう
僕も、僕の世界を廻そう
僕も…この世界を―――……。
書いてみたら長たらしくなったという……。
最後の一行は読み手の方次第です。
最後の一行は読み手の方次第です。
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