日々時々 一瞬刹那 月日もまた旅人なれば。
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『しょうもない人ね』
蒼い彼女はそう笑ってた。
空耳、じゃ、なかった。
そうわかったと同時に後ろめたさがふつふつと心の底にたまる。
これが、誰でもいい、これがこいつ以外なら
そんなことにはならないものを。
「まったく、しょうもない人ね」
振り返って面と向き合うことを要求する凛とした声。
タイムは観念して、それでもそろりと、後ろを向いた。
「よう、フレア」
「えぇ、こんばんは?」
「・・・・・・・・よくわかったね、ここ」
「えぇ、まぁ、そろそろ・・・いい加減」
「・・・・・・・・・・・・・・・さっすが俺の連れ添い」
「男運は最低ってもう最初からわかってるから、いいわよ。
そんなに気を使わなくても」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
そっけない。
心なしか、いつもより酷い。
何をした。
自分に問い、原因をさほど思いつかず、それに慌てて頭を回した。
To be continue.....If there are next story.
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