奇跡だろうと何だろうと ただありがとう

　　　人に埋もれ
　　　道に埋もれ
　　　街に埋もれ
　　　音に埋もれ

　　　そこは一部の隙もないくらいの
　　　いっそ平らに見えるほどの
　　　限りなく凸凹で限りなく騒々しい
　　　そんなどっか

　　　ひとつしずくが落ちたって誰も気付いたりはしない
　　　ふたつめ落ちて、誰かが小さく顔あげる
　　　見通し悪い
　　　そんなどっか

　　　流れ流れて右往左往
　　　逃れ外れて上昇下降


　　　　　　あの道どこに繋がるかって
　　　　　　知ってる僕は、
　　　　　　どこでやめようかなんてこと考えてる

　　　　　　この道どこに繋がるかって
　　　　　　知らない僕は、
　　　　　　時間を見ること隅っこでだって考えない


　　　衛星視点の雑踏を
　　　雑踏の中の誰かさんを
　　　そのちっぽけさを思ったりして
　　　ちっぽけさゆえにそのときは
　　　360度四方八方
　　　制限もなく行く先ばかり。

にじのねっこ

今一番気になるのは"にんにちわ"という
挨拶なのかもよく分からない言葉です。
挨拶語というのも調べてみれば
それはそれで面白いのかなと思ったり。

今日はたしか1ヶ月前に新調したはずのペンが
早くも尽きかけらしいことに気付きました。
GWの買い物はとりあえずその換えインクですかね。

億里を跨ぎ かき集めるウタ

　　　　みやげはきっと君自身
　　　　楽しげに次々と、
　　　　聞かせてくれる言葉も
　　　　行く前よりちょっと晴れたかなっていう、
　　　　見せてくれる表情も。

　　　　だから言うんだ
　　　　おかえり、おかえりなさいって

　　　　”帰ってきてくれてありがとう”

　　　　って。

　　　　そしたら伝わらないかなって。
　　　　いつでも君の帰る場所、
　　　　ちっぽけすぎて
　　　　ちょっとよくは見えないけれど
　　　　それでもここに、ひとつはあるよって。

　　　　だって、そんな場所があったらさ

　　　　行ってきますって出て行くときに
　　　　心配しなくていいでしょう？
　　　　手放すことにはならないから
　　　　消えたりなんてしないから


　　　　だから言うんだ
　　　　おかえり・・・おかえりなさい。